外壁サイディングのメンテナンス時期に入られている方で迷うのが、「塗り替え」と「張替え」です。
どちらの工事を行っても、それなりの予算が掛かるため、慎重に選びたいでしょう。
もちろん、状況によってどちらが適する選択肢なのか判断材料があります。
2つを比較することで、どちらの工事が良いのか決めることが出来るかと思います。
ここでは、塗り替えと張替えについてご紹介していきます。
塗り替えが適するケース
コストを抑える
現時点での予算が少し厳しいという状況でしたら「塗り替え」となります。
塗り替えと張替えでは、2倍~2,5倍ほど費用が変わってきます。
築浅の場合はもちろん、多少劣化していても補修を行って塗装でメンテナンスできます。
コストを抑えたい場合は、無理をせずに塗り替えを行っていきましょう。
築10年目のメンテナンス
築10年では、まだサイディング材がしっかりとしています。
よほど環境が悪くなければ、傷みは少ないでしょう。
そのため、張替えを行ってしまうとまだ勿体ないです。
デザインが気に入らないという事でしたら張替えを行っても良いと思います
ですが、そうでなければ塗り替えで充分です。
張替えが適するケース
サイディング材の剥がれ・割れが酷い場合
築20年~30年以上経過すると、定期的に塗り替えを行っていても、サイディング材がダメになってしまう事があります。
いわゆる、表面の剥離やひび割れなどの悪化です。
軽度であれば良いのですが、状況が酷いと塗り替えを行ってもすぐに塗膜が剥がれてしまいます。
素地が悪いと、塗膜がサイディング材に密着しないためです。
このような状況の場合は、思い切って張替えを選んだほうが良いでしょう。
断熱や遮熱効果を得たい場合
夏場が暑く、冬場が寒いというのが気になっている方で「遮熱効果」、「断熱効果」を得たいという場合には、サイディングの張替えがおすすめです。
新しい材料には、「金属系のサイディング材」を使用することで、「遮熱鋼板なので、熱を反射するので室内は涼しくなります。
また、断熱材が入っているため、室内の暖かい空気を外に逃がすのを防ぐことができます。
このように、耐久性以外に付加価値を得たい場合には、張替えがおススメでしょう。
外壁工事と屋根工事はセットで行おう
塗り替えや張替えを行うにしても、仮設足場が設置されます。
そのため、外壁サイディングのメンテナンスと一緒に「屋根修理」も行うと効率的です。
足場代が節約できますし、一緒に施工することで手間も減るので、費用もグッと抑えることができます。
また、サイディングは屋根材とも絡みます。
同時に施工することで、防水効果や雨仕舞も良くなるので、おすすめです。
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